2019年3月25日月曜日

長崎市長選挙に立候補を予定されている方へアンケートを実施

長崎市坂本町の長崎大学坂本キャンパスに建設を始めたBSL4施設について、住宅密集地の坂本キャンパスでの建設に反対しているBSL4施設計画の差し止めを求める会(山田一俊代表)は、BSL4施設計画を4月に行われる長崎市長選の争点にしようと、立候補を予定している現職と新人の4人にBSL4施設計画の公開質問を実施し、計5人から回答を得た。

山田代表ら4人が25日、長崎市役所で記者会見し、回収した原本を添えて結果を記者団に発表した。

山田代表が「私たちはBSL4施設を住宅密集地に建設するのは止めてほしいとの1点で公開質問をした。この結果が市長選の参考にしてほしい」と述べた。

また池田章子事務局長は「市長という立場は市民の命や財産などを守る務めがあり、このことを踏まえて回答しているかを考えてほしい」と言った。

なおこの結果は求める会のホームページにアップする

公開質問の内容は以下のとおり。

1.BSL4施設を長崎大学坂本キャンパスに建設することについてどうお考えですか。

ア反対 イ条件付き賛成 ウ賛成

その理由

2.日本学術会議の提言には、BSL4施設建設の「要件」として「地域住民の合意」があげられていますが、坂本キャンパスに建設することに合意していない地域住民は少なくありません。施設建設に反対する署名は、18,576筆(2019年2月9日現在)に上ります。
①この状況で、住民の合意がとれていると思いますか

ア住民の合意は取れていない イ住民の合意はとれている ウその他

その理由

②施設建設にあたって、地域住民の合意をとる必要についてどうお考えですか

ア地域住民の合意をとるための住民投票またはアンケートを実施すべき

イ地域住民の合意をとるための何らかの手立てを講じるべき

ウ地域住民の合意は必ずしも必要ない

エその他

その理由

3.アメリカでは、環境アセスメント(環境影響調査)の実施と住民の合意がなければBSL4施設を建設することはできません。しかし日本にはBSL4施設計画の立地に関する法律がなく、坂本キャンパスへの環境アセスメントは行われていません。このことについてどうお考えですか。

ア環境アセスメントは実施すべきではありこれをしないので建設するのを許されない

イ環境アセスメントを実施する必要はない

ウその他

その理由

4.あなたが市長になったら、今進められているBSL4施設計画をどうしますか

ア建設容認を撤回して、BSL4施設計画を中断するように働きかける

イBSL4施設建設は止められないが、稼働はみとめない

ウ建設・稼働を認め、安全に運用するように大学に求める

エその他

その理由

(名前の順は事務局に到着順)

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