5月18日、長崎県立西陵高等学校新聞部から「BSL4施設のことを取り上げて記事にしたい。BSL4施設計画の差し止めを求める会に直接お話を伺いたい」と取材の申し込みがあり、ご希望の24日土曜日の午後に取材に応じることができました。
西陵高等学校新聞部からは部員4名と引率の先生1名。求める会からは山田一俊代表、役員の舟越耿一・池田文夫・山崎倉俊、地元自治会の会員の松尾勵さんと道津靖子さんが高校生からの質問に答えました。
最初に、山田、舟越、山崎の3人で、熱帯医学ミュージアムを一緒に見学しました。BSL4の模型や「宇宙服」のような防護服を見ながらBSL4とは何かをお話ししました。そのあと、建設現場も見て、いかに住宅地が間近なのかを確認してもらいました。
地元自治会が用意していただいた会場では、求める会役員の池田、地元の松尾さんと道津さんも合流して、約1時間半、高校生からの熱心な質問に答えました。
質問が次々に出され、山田会長はじめ参加者から判りやすいようにと心を配りながら答えました。
質問事項は、
①裁判を立ち上げたきっかけは何ですか?
②裁判の目的は何ですか?
③長崎大学はどんな説明をしてきたのですか?
④大学が考えているメリットについてどう考えますか?
⑤求める会の会員数と役員の数は?
⑥いままでにどんな成果がありましたか?
⑦裁判のほかにどういう取り組みをしてきましたか?
⑧建設が始まっていますが、どう受け止めていますか?
⑨稼働したらどう対処しますか?
⑩国や大学に言いたいことはなんですか?
⑪市民・県民に言いたいことは何ですか?
の11項目に及びました。
語り尽くせないこともあったかと思い、最後に、情報公開裁判の陳述書、学習講演会の資料をお渡ししました。「長崎大学には、後日取材に行きます」と元気に帰られました。この取材は、私たちにとっても、どういう内容を広くお知らせすべきかを学ぶ機会になりました。
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